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研修・資格取得制度

グループ内研修について

湖山医療福祉グループでは、近年、大型の新規事業が立て続けに計画されていることもあって、新卒者を中心に多くの人材を確保しています。それゆえに重要となってくるのが「自らが受けたいと思う医療と福祉の創造」というグループが掲げる理念や科学的知識に裏づけされた介護技術等を新しい仲間たちに浸透させ、これまで築き上げてきた質の高いサービスを提供できる体制をいかに維持し続けるかです。そこで、湖山医療グループが行っている研修・教育をご紹介します。

3つのステージを軸に人材を育成

人材育成研修のステージは「法人・施設研修」「ブロック研修」「湖山マネジメントスクール」の3つに別れており、OJTを中心とした法人・施設研修のほか、グループとしての全体研修に至るまで多岐に及びます。

法人内研修の年間計画は、各法人によって異なるが、新入職員対象のフォローアップ研修をはじめ、中途採用者研修スペシャリストの育成をめざしたスキルアップ研修などがあり、そのほかにも資格取得支援の勉強会や幹部クラスのマネジメント研修などもあります。

法人・施設研修

それぞれの法人では毎年、年度目標を立てており、それに基づいたOJTをちゅうしんとした研修を担っています。たとえば、医療法人日翔会並びに社会福祉法人日翔会の平成22年度の年度目標は、「個々の力を集結し、チームの大きな力と変え、こやまケアの浸透をめざす」でした。
この目標を達成するため策定されたのが、(1)主軸となるリーダーの育成(自分が中心となり、働くという意識づけを行う)、(2)職員が気づき、行動できる仕組みづくり(法人統一目標「ごみの落ちていない施設作り」の推進)、(3)健全なサービスの提供(法人統一研修として「サービス提供の基本視点・介護保険制度の中で働く・身体拘束廃止と虐待防止」の実施)の3つからなる行動方針です。

湖山マネジメントスクール

東ブロック、中部ブロック、西ブロック別に行う研修がブロック研修ですが、その内容は、新入職員研修、ISO内部監査員養成研修、こやまケア研究発表会、こやまケア活動報告会などからなります。
先の法人・施設研修がOJTを中心に展開されているのに対し、ブロック研修では、参加者が複数施設にわたることを利用して、グループワークを中心とした課題解決型プログラムに重点が置かれている点に特徴があります。

湖山マネジメントスクール

湖山医療福祉グループ(以下「グループ」)では一ヶ月に1回程度、「湖山マネジメントスクール」(以下「マネジメントスクール」)と称する宿泊を伴う集合研修を行っています。その特徴は、職員個々が所属する法人や施設規模、役職によって役割が異なるため、「会社経営」という狭義のマネジメント系の研修とは異なり、受講者が所属する法人・組織・部門における運営上の課題について、グループ内の仲間とともに議論を深めていく内容としている点にあります。そういう意味では新しい知識を学ぶ場ではなく、現状の課題を浮き彫りにし、今後どのようなアクションをとっていくかを実践的に学び、考えていく研修と言えるでしょう。つまり、より専門特化した困難な課題に対して受講者同士が情報を共有し、解決のヒント、糸口を見出していくところに特徴があるわけです。

キャリアアップ体制

個々のスキルに合わせたスキルアップ研修や、「新人研修」「リーダー研修」「管理者研修」といった階層別研修、職能別研修などを展開。職員一人ひとりが安心して「自分らしく」成長していける環境を大切にしています。