INTERVIEW 04
ライフスタイルに合わせた
多様な働き方ができる介護業界
介護福祉士 | 2011年入職
INABA AYUMI
仕事と育児を両立しながら、
介護福祉士として業界復帰
住宅街にあるアットホームな施設で、9時から16時までの間、介護福祉士としてご利用者様の生活支援をしています。私は以前にも介護の仕事に携わった経験があり、今は子育てをしながらの時短勤務です。入職前、法人説明会に参加した際に、施設の紹介でスライドを見せていただきました。施設内の家庭的な雰囲気に加え、ご利用者様、職員さんの笑顔がとても印象的で、私もぜひ一緒に働きたい!と思いました。
実際にスタッフみんな仲が良く、ご利用者様との関わりの中ではいつもどこからか楽しい笑い声が聞こえています。スタッフの年齢層も幅広く、私のようにライフスタイルに合わせた多様な働き方も受け入れてもらえるので、とても仕事がしやすい環境です。
限られた時間の中で
介護の質とスピードを上げていく。
私の勤務する時間帯は、日中の活動時間なので、自立支援として食事やトイレ、更衣などの介助がメインです。時短勤務という限られた時間の中でもご利用者様が今、何を必要とされているのか、常に観察し、変化や行動を理解し寄り添いながら介護を行うことを心がけています。
また、時短勤務だからこそ、介護の質とスピードを上げていくことも日頃から意識しています。以前のユニットリーダーの経験を基に、一人一人がどのようなケアが必要なのかと考えたり、周囲のスタッフとも積極的に情報共有をしたり。そうしているとあっという間に時間が過ぎていき、慌ただしくも充実した1日になります。
関わりの中で生まれる
心あたたまる介護
朝、施設に顔を出すとご利用者様が私を名前で呼んでくださるのです。「職員さん」「スタッフさん」ではなく、きちんと名前を覚えて、親しみを込めて呼びかけてくださる…、こんなに嬉しいことはありません。退勤時などは「次はいつ来るん?」と普段口数の少ないご利用者様からの思いがけない声かけや笑顔に、心がなごみます。
ここに私は必要とされている、大変なこともあるけれど、明日はご利用者様にとってもっと良い1日になるように、とそんな思いで1日を終えます。
ご利用者様との関わりの中で生まれる心あたたまる介護、それが理想です。
ケアマネージャーへのキャリアアップも視野に。
資格に関して、ケアマネージャーの資格取得を目指したいと考えています。介護サービスが必要な人とサービス事業所をつなぐケアマネージャーは、これからの介護業界にとって重要な役割を担う仕事です。
今はまだ、子育てとの両立で時短勤務をしている状態ですが、いずれはユニットリーダーとしての経験、そして現在の介護福祉士としての経験を生かして、キャリアアップしていきたいです。