INTERVIEW 01
生まれ育った地元で
未経験から介護職員に挑戦
介護職員 | 2017年入職
MATSUHASHI MAI
お年寄りが好きという気持ちが
入職のきっかけ
広島県大崎上島で育ち、高等専門学校卒業後も地元で働きたいと思い、就職活動をしていました。そんなとき、目に留まったのがひがしの会の求人です。学生時代に福祉系の勉強をしていたわけではありませんが、当時、祖父母と一緒に住んでおり、おじいちゃんやおばあちゃんが好きという理由で介護の仕事に興味をもちました。
実は、私が働いている特別養護老人ホーム「みゆき」は、曽祖父がお世話になっていた施設。小学校低学年くらいのときに、曽祖父に会うためによく遊びに行っていました。施設の中庭で、景色を眺めながらバナナを食べたことをうっすらと覚えています(笑)そうしたご縁もあり、ひがしの会への入職を希望しました。
法人の研修制度を利用し
未経験から国家資格取得へ
介護職員として、入所されている利用者様の介助をしています。未経験からの入職だったため、最初は右も左もわからない状態でとても大変でした。3年目を迎えたときに、介護福祉士の資格を取得。湖山医療福祉グループには、介護福祉士の資格取得をバックアップしてくれる「コヤマカレッジ」という制度があります。働きながら、介護福祉士国家試験受験に必須となる実務者研修課程を修了できるため、私もこの制度を利用しました。
研修で学んだことや身につけた知識を、すぐに現場で活かせるというのもこの制度の強みだと思います。また、わからないことがあれば、周りの先輩や上司に教えてもらえるため、スキルアップを目指すには最適な環境です。
地元のお年寄りを支えながら
地域に貢献したい
特別養護老人ホーム「みゆき」は、もともと大崎上島町唯一の介護老人保健施設として運営していましたが、2020年に常勤医師の確保が難しいという理由から、一時は休止せざるを得ないという判断をされた施設です。しかし、行政や地域の方々の支えがあり、2021年8月に特別養護老人ホームとして再スタートを切りました。
大崎上島では高齢化が進み、入院治療のために島外の病院へ行く方も増えてきています。「みゆき」は、そういった方が治療を終えて島に戻って来られたときに利用していただける施設です。私自身もっとスキルを磨いて、利用者様から信頼される介護福祉士へと成長し、大崎上島の方々を支えながら地域に貢献していきたいです。
利用者様の笑顔が私の原動力に
この仕事でやりがいを感じる瞬間は、利用者様の在宅復帰を見届けられたり、利用者様から「ありがとう」と声をかけていただいたりしたときです。私が担当した利用者様で、在宅復帰したいという目標をもって入所された方がいらっしゃいました。毎日リハビリに励む姿を見ていたため、笑顔でご自宅に戻られる姿を見たときは、本当に嬉しかったです。